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CentOS 5.4にVMware Server 2.0.2をインストールしてみました。

インストールするだけなら記事にするほどではありませんが、きちんとした環境を整えるには面倒な手順を踏まないといけませんでした。そこでもしまた同じような環境を整えることがあった場合、また一から調べるのは面倒なので記事にして備忘録とします。

本記事の内容は以下のようになります。

  1. CentOS 5.4にVMware Server 2.0.2をインストール
  2. ゲストOSが突然落ちる不具合対策
  3. Webブラウザを使わずに管理出来るようにする

CentOS 5.4にVMware Server 2.0.2をインストール

まずはVMware Server本体のインストールです。

ただ単にインストールするだけなら特に難しくもありません。

敢えて言うならVMware Server本体を入手するまでの手順が一番面倒であり、難易度が高いかと。分かりにくいサイト構成に加えて、ユーザ登録をしないといけないので本体を入手するまで結構な時間をロスしてしまいます。

Download VMware Server

今回は入手方法は省略してすでに本体を入手済みということで話を進めます。

現在の最新版は build 203138 です。OSはCentOS 5.4 64bit版なので入手したファイルは以下のものになります。

VMware-server-2.0.2-203138.x86_64.rpm

インストールはrpmをインストールするだけです。

# rpm -ivh VMware-server-2.0.2-203138.x86_64.rpm

あとは初期設定をしたらすぐに使えるのですが、このままではゲストOSが突然落ちるという不具合があるようなのでそちらの対応をします。

ゲストOSが突然落ちる不具合対策

こちらによると、”CentOS 5.4 で VMware Server 2.0.x の仮想マシンが突然落ちる”不具合があるようです。

原因はCentOS 5.4のglibc 2.5-42のバージョンとVMware Server 2との相性とのこと。

解決方法は、

  • glibcをCentOS 5.3のバージョンにダウングレード
  • VMware Server 2が使用するglibcだけを古いバージョンに差し替える

というものがあります。

前者の方法ではVMware Server以外にも影響がある可能性があるので、後者の方法を選択して不具合対策を施します。

CentOS 5.3のglibcを入手する

解決方法はこちらを参考にさせて頂きました。rpm2cpioというコマンドは知らなかったので勉強になります。cpioコマンドも存在は知っていても使ったこと無かったんですが・・・

ちなみに僕は

LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/vmware/lib/libc.so.6:${LD_LIBRARY_PATH}

の変数は/usr/sbin/vmware-hostdの頭に入れました。特に理由はなく、ただ単に僕が変数の定義は最初の方にまとめて書くのが好きだからです。

これでglibcをわざわざダウングレードさせる必要なく、VMware Server 2から参照されるglibcだけを古いバージョンのものに差し替えることが出来ます。

vmware-config.plを実行する

VMware Server 2の初期設定を行います。

# vmware-config.pl

本当ならVMware Server 2インストール後に実行するコマンドですが、glibcを差し替えた後にも再度実行しなければいけないので、今このタイミングで実行することで1回の手間で済ませました。

Webブラウザを使わずに管理出来るようにする

VMware Serverの利点はリモートから仮想マシンを管理出来るところにあります。

VMware Server 1系の頃には専用のアプリケーションが用意されていましたが(VMware Server Consoleだっけ?)、2系からはWebブラウザからのアクセスになっています。

このWebブラウザからのリモート管理は、不安定だったり、動作が重いという否定的な意見をよく見かけます。これのせいでVMware Server 1系を使い続けてる人も多そうです。

僕自身もVMware Server 2が出た直後に試してすぐに使うのを止めました。リモートから管理したいけど、事情によりアプリケーションは入れられないなんて場合以外にはVMware Server 1系と同じように管理したいですね。

ということで調べてたら、全機能とはいかないまでもWebブラウザを使わないでも一通りの管理が出来るようです。

VIClientでVMware Server 2.0.2を管理する

こちらにVIClientというアプリケーションで管理する方法が説明されています。

しかし説明では

https://サーバのDNS名:8333/client/VMware-viclient.exe

にアクセスすればVIClientをダウンロード出来るとありますが、それはVMware Server 2.0.0までで2.0.1以降には同梱されていないようです。

ちなみにVMware Server 2.0.0をインストールしている環境では、

/usr/lib/vmware/hostd/docroot/client/VMware-viclient.exe

にあるそうです。
VMware Server 2.0.2で確認してみましたが、やはり見当たりませんでした。

ということでVIClientの入手方法ですが、こちらの方法で取得出来ます。

こちらの手順も特に難しくはありませんが、VMware Server 2.0.0をダウンロード出来るページを探すのに一番苦労しました。
こんな所に無駄な時間を掛けないためにリンクを貼っておきます。

VMware Server 2.0.0

VIClientをWindows7 64bit環境に入れて使ってみましたが、今のところは問題なく使えています。
.NET Frameworkで動作するアプリケーションなので若干動作がもたつく感じはありますが、Webアクセスに比べたら快適です。

最初は仮想マシンを作成しようにもデータストアが”無効”となっていて作成出来なかったんですが、データストアを削除して再作成したら問題なく使えるようになりました。

VMware Serverの設定など一部VIClientでは対応できない箇所があり、完全に脱Webアクセスが出来るわけではありませんが、通常の運用作業はVIClientで問題なく出来そうです。

補足 : Webアクセスポートの衝突

VMware Server 2はWebアクセスにTomcatを使用しているようです。
以下がTomcatのデプロイ先になっています。

/usr/lib/vmware/webAccess/tomcat/apache-tomcat-6.0.16/

そのせいで他のWebアプリケーションでTomcatを使っている場合に使用ポートの衝突で不具合が出る可能性があります。(ググったら結構ハマっている報告を見かけました)

VMware Communities: VMware Server Web Access (tomcat6) could reallocate default shutdown/AJP13 ports not 8005/8009

によるとhttpアクセス用の8080番はデフォルトから8308へと変更してくれていますが、Shutdown(8005)とAJP13(8009)のポート番号はデフォルトのものを使っているみたいです。
実際に”/usr/lib/vmware/webAccess/tomcat/apache-tomcat-6.0.16/conf/server.xml”を見るとそのまま使っています。

既にTomcatが稼働している方、これからTomcatでWebアプリケーションを開発する方は気をつけましょう。

使用したソフトウェアのバージョン

CentOS 5.4 x64
VMware Server 2.0.2(Build 203138 )

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